有限会社 マルカ製作所

精密板金の工場を京都でお探しなら弊社へお問い合せください。レーザー・タレパン・曲げ・溶接など板金に関する加工を行っております。

 

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精密板金加工について加工者の視点から書いております。精密板金の知識がないお客様も理解しやすいようになるべく分かりやすく書きたいと思います。

精密板金加工 


精密板金加工の加工方法については弊社なりの加工方法に基づいて書いています。

<精密板金加工の方法について> 

おおまかな加工方法を理解するには材料と機械、製作工程を見るとゴールが早いと思われます。
また製作の際のルールとしては図面に記載されている内容と公差を守るというのは必要最低限必要な事です。 

精密板金加工はタレットパンチプレスやベンダーなど様々な機械を使用し鉄、アルミ、ステンレスなどの板から成形
したり成型したもの同士などを溶接する加工です。

まずは板を切断する所から始まりますが以前はシャーリングした板をボール盤で穴あけし、手動のプレスなどで曲げ
る方法がとられていましたが今は下記の「精密板金加工の工程」で書かれているような方法で加工されています。 


<精密板金加工の工程>

データ作成→抜き加工(タレットパンチプレス、レーザー加工機、シャーリング、セットプレス)→バリ取り
(バリ取り機、ベルター、サンダー)→曲げ加工(ベンダー加工機、ロールベンダー)→溶接(Tig、半自動溶接)  

以上で完了ですが、表面処理として塗装、メッキ、バフなどがあります。また、塗装やメッキなどをした後に彫刻やシ
ルク印刷を行うこともあります。

 <精密板金加工の曲げ交差について> 

図面に交差の指示がない場合でも大体の場合JIS規格のB級ぐらいの交差には収まります。 
JIS規格のB級は次の通りとなっています。 

6以下 

±0.1 

6を超え 30以下 

±0.2 

30を超え 120以下 

±0.3 

120を超え 400以下 

±0.5 

400を超え 1000以下 

±0.8 

1000を超え 2000以下 

±1.2 

 
もっと精度が欲しい場合にはその箇所のみの公差を厳しくすればよいのですが必要以上に精密にすると
価格に反映されることも多い為に注意が必要です。
 

9割以上の精密板金の製品はJIS規格のB級ぐらいの精度は出ますが、場合によってはその精度を出すこと
が難しい場合もあります。


例えば下記のような場合が考えられます。 

曲げ線付近に角ノッチなどの切り込みや穴がある場合
曲げの際のアタリになる部分の形状がいびつな形状の場合
曲げ加工の前に溶接部品を溶接してから曲げ場合(曲げのライン付近に焼きが入る為) 
曲げのあたり寸法が小さい為、小さいダイで曲げようとする場合の角度には注意が必要

 

建築板金や構造が比較的単純な機械では精密というレベルまでは必要ないのですが、半導体製造装置の
ように最終的に組み上がった装置の精度がものすごく精密な場合はそこに使用される精密板金部品の精度
も精密なものを要求される場合が多いです。 

 精密板金とは

弊社が精密板金加工を説明する場合、このような感じになります。 

 <精密板金とは> 

精密板金とは鉄板、ステンレス板、アルミ板、銅板、真鍮板などの板状の材料を切断し、穴あけや曲げ加工そして溶
接を必要とするする製品。 

※精密板金でも穴あけのみで完結、曲げまで完結する製品も多々ありますのでそれらも含まれます。 

<精密板金の機械について> 

材料の切断にはシャーリングやタレットパンチプレス、レーザー加工機を使い、曲げ加工についてはベンダー
と呼
ばれるプレスの一種やロールベンダーなどを使用するします。 

精密板金溶接に関してはTig溶接機や半自動溶接機を用いることが多くなっています。 

 

<機械加工から精密板金への置き換えについて> 

また、同一の形状の部品については機械加工よりも価格の面で優位性があり機械加工の部品を板金製品に置き換
えることによりコストダウンに成功する例が多く見受けられます。 
しかし、その部品にどの程度の精密さが求められているかにもよりますのでターゲットを絞ったうえでの精密板金部
品への置き換えとなります。

精密板金を製造する町工場は特にこのような提案をすることで本来機械加工の部品であったものを板金と
して受注できるメリットと客先に加工先としての必要性を認識してもらえるチャンスになると思います。 

 

<精密板金加工の加工者の受け持ちについて> 

 

精密板金加工を行う会社は小規模であることが多いのですが、その場合は複数の工程を1人の人が受け
持つことが多く、企業規模が大きくなるほど各工程が専門化するし1人につき1工程ということも多くなります。 

例)1人の担当者が複数の工程を担当 ・・抜き工程→バリ取り→曲げまで行う       


このように1人の人間が複数の工程を受け持つか、1工程に専門化するかはそれぞれにメリットがあるので
どちらが良い悪いということはありませんが業務の効率化を取るか担当者の技術力を高めたいのかの違い
によると思います。 

 

<複数の工程を担当>

色々な工程の精密板金加工ができることで技術力が高まる。他の工程の担当者に欠員が出ても補充が容易
特急品の製作依頼に強い。 


<1工程に専門化>

1人の作業者が同じポジションにいる事でその工程についての知識は深まる。同一作業に特化することに
なるので生産性が高くなる。 

 精密板金加工とは
 

精密板金加工とはタレットパンチプレスやレーザー加工機、バリ取り機、 ベンダー加工機、溶接機などの機械を使い
金属板を各工程で順番に加工し、最終的に板金部品として仕上げる加工をいいます。 

 加工は板ごとに行いますが、例えば異なる厚みの板を組み合わせて1つの製品に したり、ボスなどの機械加工
の部品を板金部品に溶接することもあります。
ボス以外の板金製品にカチコミや溶接をする部品としてはスタッドビス、スタッドボルト、カレイナット、リベットがあります。 

精度や強度の面では機械加工部品に及ばないこともありますが、それほど精密な制度が必要ではない場合は
機械加工部品よりも生産コストが安く、短納期にも対応しやすいことから置き換えなどによるメリットが生じること
もあるので機械メーカーの技術者や購買担当の方などにはこのような提案を喜んでいただけることもあります。